離婚には時間と労力がかかるという話を聞いたことがある方は多いと思います。
何に時間が掛かると言うと、夫婦間の話し合いの部分に多くの時間が掛かってしまいます。
一方が離婚したくても、もう一方が離婚したくないと言えば、簡単にはいきませんし、パートナーに離婚事由に当たる行為があったとしても、相手がそれを認めなかったり、客観的な証拠がなかったりすると、裁判所に認めてもらう事ができません。
パートナーに不貞行為の事実がある事が明確なのであれば、しっかり証拠を集めることで、裁判で有利になり、早期に裁判を終結させる事も可能です。
この記事を読むための時間:4分
当事者だけで折り合いがつかない時は
離婚調停
離婚調停は、裁判所で離婚の話し合いを行います。
裁判を起こす形に似ていて、相手方を呼び出し、双方が出席した上で話し合いを行う必要があります。
そもそも相手が話し合いに応じなかったり、出廷しなければ、進行することができません。
ですので、離婚調停を起こしても、相手が応じない、もしくは離婚条件が折り合わない等になれば調停不成立=離婚不成立で終わってしまうケースもあります。
離婚調停は目安として半年〜1年程度の期間が必要になります
離婚裁判
一方が相手を訴える形で開かれますが、離婚調停とは違い、訴えられた側が出廷しなくても、裁判は勝手に進められます。
その場合、訴えた側の主張や証拠のみで、判断されることになり、反論の余地がなく訴えた側は不利になるだけです。
相手が出てこないからという理由で不成立になることはありませんが、双方の主張を交互に繰り返し、証拠を提出しというやり取りを何度も重ねていくので、こちらも半年〜1年程度の期間を要する場合が多いです。
明確な証拠が揃っていれば早期に決着が付くことも
探偵事務所に浮気調査を依頼し、不貞行為の明確な証拠が揃っており、それを調査報告書として裁判で提出する場合はどうでしょうか?
この場合、提出すべき証拠が出揃っているので、相手側にもなかなか反論の余地がありません。
裁判はあくまで証拠ベースで進んでいきます。
いくら、相手が感情に訴えたとしても、客観的に判断できる証拠を基に判断されます。
相手側の弁護士も、これはハッキリ分が悪いとなったら、無駄に裁判期間を長引かせることはせずに、早めに和解交渉への切り替えを持ちかけてきたりします。
なお、和解に関しては、納得の行く条件でない限り、応じる必要はありませんので、その辺りは弁護士さんと相談して決めて頂ければと思います。
自分にも落ち度がある場合、夫婦関係破綻の責任が相殺されてしまう事も
継続的な不貞行為など、相手側に一方的な落ち度があり、探偵事務所が作成した調査報告書もあるとなれば、裁判も早期決着で有利な条件で離婚が可能になります。
ですが、訴える側にも何らかの落ち度がある場合は、夫婦関係の破綻に対する責任度合いが相殺されてしまう事もあるので、注意が必要です。
例えば、夫の浮気が原因で離婚裁判を起こしたが、「数年間、妻側の一方的な拒否でセックスレスだった。」「妻側も過去に1度だけ浮気をしたことが有り、既に亀裂が入っていた。」などといった場合です。
こういった事情がある場合は、一方的に夫を責めることは出来ません。
裁判の場でも、状況や他の細かい証拠などと合わせて総合的に判断される事になるので、慰謝料の額が減額されたり、一方的に相手が悪い場合よりも、離婚条件が悪くなってしまう可能性はあります。
また、相手側の反論という形で、主張が返ってくるので、裁判も長期化になりがちです。
まとめ
・探偵事務所の浮気調査の費用
・離婚裁判のために弁護士に支払う報酬
・結果として勝ち取れる慰謝料
現実的なお金の面で、色々と気になる事はあると思います。
ですが、お金と同じぐらい人生における「時間」というのも大切なものです。
離婚をしたいという明確なお気持ちがある場合は、できる限り早期に決着をつけるためにも、ぜひ探偵事務所の浮気調査をご利用下さい。
SRG沖縄探偵事務所では、よりお気軽にご相談頂ける、LINEでのご相談も受け付けております。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。